メロディーとコードの関係は?音の付け方と種類を解説!


音楽の3要素の関係性の説明で、

メロディーはハーモニーの上に成り立っている

と説明しました。

詳しい解説はこちら

音楽のメロディーの意味、ハーモニーとリズムの関連性とは?

 

ハーモニー、つまりコードですね。

メロディーを作る上で

コードとの関係を考えることは必須

になるため、しっかりと抑えていきましょう。



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コードを聞いて思い浮かぶメロディー

さて、

コードの上にメロディーを乗せるということで

まずコードを鳴らしてみましょう。

 

スタンダードなところで

Cメジャーのコード

としましょう。

 




 

では、このコードを聴いて、

メロディーを作ろうとしてみてください。

最初の音に何が来ましたか?

 

C(ド)が来たのではないでしょうか?

 

ここで

 

あー言い当てられてしまった!

オリジナリティーがない!

 

と思う必要はありません。

なんの不思議なこともない理屈

があるからです。

 

ここでC(ド)以外から始めていたら

それはそれで独自のセンスを持っていますので

自信を持ってOKです。

 

それでは、

なぜC(ド)が思い浮かんだのか?

の説明になります。

 

コードのCメジャーの構成音は

 

・C(ド)

・E(ミ)

・G(ソ)

 

の3つですね。

 

Cメジャーの名の通り、

最も根っこにいる音

C(ド)

になっているわけです。

この音を根音、とかルート音と呼びます。

 

コードのルート音はそのコードの中で

最も強い主張

をしています。

 

そのため、

Cメジャーを聴くとC(ド)から始めやすくなる

のです。

 

コードトーン

もう1回メロディーを作ってみましょう。

 

先ほどと同じく

コードを聴いてメロディーを作りましょう。

同じコードだと考え辛い状態なので

コードを変えます。

 

Gメジャーにしましょう。

 

また、今回はメロディーを思い浮かべる前に

1つルールを作ります。

 

ルール:ルート音(G)以外とすること

 

ではいきます!




 

最初の音に何が来ましたか?

B(シ)

または

D(レ)

ではないでしょうか?

 

理屈はルート音との関係に似てるので

サクッといきます。

 

Gメジャーの構成音が

 

・G(ソ)

・B(シ)

・D(レ)

 

なので、ルート音を外すと

B(シ)、D(レ)

が思い浮かびやすくなっているという訳です。

 

あまり細かく説明しても意味がないので

説明は省きますが、

結論としては、

恐らくD(レ)の人の方が多い

と思います。

 

このコードを構成している音のことを

コードトーン

と呼びます。

トーンは日本語で音なのでそのままですね。

 

コードトーンは、

コードの中にある音と同じなので、

メロディーに使いやすいですし、

使うと安定します。

 

ですが、

コードトーンだけでメロディーを作ると

どうも面白み欠けます。

 

実際にコードトーンだけで

メロディーを作ってみましょう。




 

コード進行は

C→G→Am→G

です。

 

どうでしょうか?

 

もうちょっと面白みを出したい

メロディーに緊張感を出したい

 

といった感情になりませんか?

2つ目の緊張感という表現は

次に繋げるためにちょっと無理やりな感じで

出してしまいましたが、

物足りなさを感じてもらえればOKです。

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テンション

コードトーンは安定感はあるけど

面白みに欠ける、物足りない感じがする

といったところまで来ました。

 

では、面白みを出していき、

物足りなさをなくしていきましょう。


でもどうやってでしょうか?

 

コードトーンで物足りないなら、

コードトーン以外の音を使っていきます。

Cメジャーは

C(ド)、E(ミ)、G(ソ)

で構成されているので、

 

・D(レ)

・F(ファ)

・A(ラ)

・B(シ)

 

がコードトーン以外ですね。

これらの音を

テンション

と呼びます。

 

テンション、

つまり緊張感を与えてくれる音達

になります。

 

この緊張感が面白みを出してくれます。

 

これは見た方が早い、聴いた方が早いので

実際に

テンションを使ったメロディー

を見てみましょう。

 

コード進行は先ほどと同じく

C→G→Am→G

です。

 

わかりやすいように

最初の2小節のC→Gの個所だけにテンション

を使いました。

どの音がテンションか?

を確認しながら聴いてみてください。




 

コードトーンだけのメロディーに比べて

どうでしょうか?

4小節中の2小節だけに使用しても

面白み、複雑さが出たと感じたと思います。

 

テンションがメロディーを作る上でのポイント

というのがわかってきたと思いますが、

次はその重要性、注意点について触れます。

 

テンションの重要性

テンションが何かがわかったところで

テンションについて、

もうちょっと踏みこんで見てみましょう。

 

先に述べてしまいますが、

踏みこむということは重要ということです。


テンションがないメロディーは

面白みに欠けます。

 

テンションの使い方が

オリジナリティーやセンスの基盤

になっているとも言えます。

 

何が重要かというと

どのくらい使うか

という点ですね。

 

どのくらいという見方も

・音の

・音の長さ

といった2つの視点があるので一概に

4小節(大体のメロディーの長さの平均)



何個のテンション

テンションを何拍延ばす

といった定義はここではしません。

 

曲によって変わるところだとは思いますが、

最初のうちは自分の中でルールを作っておくと

自分のスタイルが構築できるかもしれません。

 

これは実践して色々試してみるのが

良いのはもちろんですが、

このままだと曖昧すぎるので

いくつかのパターンを織り交ぜた具体例

を挙げてみます。

 

参考にしてみてください。




 

コード単位で以下、それぞれ解説します。

 

●1小節目:コードは Cメジャー

・3拍目のDでテンションを与えてメロディーに張りを持たせる

・4.5拍目のFは次のEへの繋ぎの意味合いの方が強いテンション

 

●2小節目:コードはGメジャー

・1、2拍目のE、コードを鳴らすタイミングかつ2拍の長めのテンションで4小節の中で最も緊張感を出している部分

・3、4拍目のCのテンションは次の小節のFメジャーへのコード進行の布石的な意味合い

 

●3小節目前半:コードはFメジャー

・2つ目の音のB、コードトーンのCとAの繋ぎ的な意味合い

 

●3小節目後半:コードはGメジャー

・2つ目の音のC、コードトーンのBとDの繋ぎ的な意味合い

 

●4小節目:コードはAマイナー

・3拍目のD、2小節目と同じく2拍の長めのテンションだがコードを鳴らすタイミングとはずらしてコードを鳴らした後にテンションへと移行。2小節目よりも張りは弱いが余韻が残るテンションの使い方と言えます。

 

最後に

コードとメロディーの関係性を見てきましたが

いかがだったでしょうか?

 

まとめとしてメロディーに使用する音について

おさらいしておきましょう。


・コードトーンとテンションの2種類がある

・コードトーンの方が安定した響きが得られる

・テンションは緊張感、面白みを与える

・テンションの多様には注意

 

以上4点ですね。

実践してどんどん身につけていってください。

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